【コブクロ"蕾"】歌詞の意味やPVは?| ドラマ 東京タワー 主題歌




2007年3月21日にリリースされた、コブクロ14枚目のシングル「蕾(つぼみ)」。
ドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」の主題歌であり、第49回日本レコード大賞を受賞した、当楽曲の歌詞の意味やPV動画の紹介など、さらに収録アルバム、おすすめの楽譜についても紹介します。




■楽曲情報

リンク先で視聴可能です


・収録曲

1. 蕾(つぼみ)
2. 彼方へ
3. 風見鶏
4. 蕾 (instrumental)
5. 彼方へ (instrumental)
6. 風見鶏 (instrumental)

前作「君という名の翼」から8ヶ月ぶりにリリースされた「蕾(つぼみ)」。売り上げ枚数は50万枚を超え、初のオリコンシングルチャート1位を獲得したこの曲は、コブクロ史上最も売れた曲でもあります。第49回日本レコード大賞に選ばれた曲でもあることから、この曲でコブクロを知った、という人も多いのではないかと思います。



・"蕾"の歌詞の意味、エピソードは?

ドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」の主題歌として書き下ろされた「蕾」。
何となく歌詞を聞いていると、一見ラブソングともとれるこの曲ですが、実は18歳でお母さんを亡くしている小渕さんの、母への想いが、この「蕾」の歌詞一つ一つには込められているのです。


“”いつも笑顔で汗まみれになりながら働く母。
お母さんが泣いているところなんて僕は見たことがなかったけれど、きっと人知れず涙を流していたこともあったのだろう。

そして亡くなる寸前、握った手から、お母さんは言葉ではない"頑張れ"というメッセージを僕にくれた。

そんな母のことを、5月の美しい空を見上げながら思い出し、主人公は少し涙を流している。”


あくまで個人的な解釈も含まれていますが、「蕾」の歌詞からはこのような画を感じ取ることが出来ます。
「蕾」を初めて聴いたとき、まだ10代だったわたくし管理人は、今ひとつ、母の死というものがピンと来ませんでした。ですがあれから10年が経ち、もちろんまだまだ母は元気ですが、この曲の歌詞に込められた小渕さんの想いが、あの頃よりは分かるようになった気がします。そしてきっとこれからも、「蕾」は年齢を重ねるにつれて思うことが変わっていく曲なんだろうな、と感じる曲です。

*「蕾」の歌詞はこちらからご覧いただけます。





・収録アルバム一覧

「蕾(つぼみ)」は以下のアルバムに収録されています。

▶ 5296 (2007.12.19)
▶ ALL SINGLS BEST2 (2012.09.05)




■ドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」について

・作品のあらすじ

リリー・フランキーさん原作のベストセラー小説が速水もこみちさん主演でドラマ化されています。
大学進学のために上京した18歳のボクをスタートに、オカンとの永遠の別れというラストに向かって、物語は進んでいきます。
母と子、母と父、父と子というどこにでもある関係を、リリー・フランキーの実体験をもとに、お互いが持ち続けていた真っ直ぐな愛を熱く、リアルに描いたドラマです。




■「蕾(つぼみ)」 PV動画について




セピア調の映像の中で、手影絵によって描かれる動物たち。影絵の専門劇団である劇団かかし座によって、様々な動物の親子のストーリーが描かれています。
歌詞の中に、"掌"や"手"という言葉が何度か出てくることから、普段見慣れている"手"が全然違った意味合いを持つ、という映像を作ろうと思い、PVに手影絵を用いることを決めたのだそう。

そしてもう一つ気になるのは自転車を必死に漕ぐ一人の少年。
大切な人のことが急に心配で心配でたまらなくなる、結局はただの取り越し苦労だったなんてことがほとんどだけれど、突然虫の知らせのように妙な不安に駆られる、そんな経験をしたことはありませんか?
この少年も、「家に帰ったらお母さんがいないんじゃないか」、自分がいつも当たり前に思っていた風景がそこにはもう無いんじゃないか、という思いに駆られて帰路を急いでいるのです。結局最後には、ホッとした表情を浮かべているので、お母さんに「おかえり」と迎えてもらったのだということが分かりますが、このPVでは日常のありがたみを実感する瞬間、誰かを本気で想う経験が、少年を少し大人に成長させている、そんな姿を描いています。



・劇団かかし座とは?

1952年に創立した、日本で最初にできた現代影絵の専門劇団です。
影絵の世界を通して、たくさんの人々の心に夢を育てたい、という思いでこれまでに多くの作品を生み出しています。
ちなみに小渕さんも小学生の時にかかし座の公演を見たことがあり、なんと手影絵のウサギの作り方を覚えていたそうです。
かかし座の映像を見ていると、手影絵の持つ無限の可能性を感じることが出来ます。




■「蕾」 楽譜の紹介

・おすすのピアノ楽譜


まず、管理人hamcoがおすすめするのはこちら。
コブクロのオフィシャル・ピアノ曲集であり、「蕾」以外にも「YELl~エール~」など、全22曲の名曲が収録されています。ファンなら是非とも弾きこなしてみたい楽譜集ですね。



そしてもう一つのおすすめはピアノピースシリーズのこちら。
比較的原曲に近いアレンジになっていることが多いピースシリーズ。ピアノソロ版と弾き語り版の両方の楽譜が収録されているので、目的に合わせて練習してみて下さい。



・おすすめのギター楽譜

過去に発売されている2枚のベストアルバムに収録されている40曲の楽譜が掲載されています。誰もが一度は聞いたことのある名曲が盛りだくさんの内容です。ギターが弾けるコブクロファンならぜひチェックしておきたい一冊です。

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