【 - 電子ピアノの選び方 - 】人気のメーカーやおすすめ機種を一挙大公開!




「電子ピアノ」。一口にそうは言っても、メーカーも様々であれば価格もピンキリ。いきなり高額なものを購入する勇気はないけれど、安いものならいいと言う訳でもないし、、、。そんな風に何を基準に選んでいいのか分からない人も多いはず。
こちらのページでは、数ある電子ピアノの中からYAMAHA(ヤマハ)やRoland(ローランド)を始めとした人気メーカーおすすめ機種を「メーカ別」、「価格別」に紹介していきます。
電子ピアノの仕組みや、購入時に押さえておきたいポイントなども合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。あなたにピッタリの一台がきっと見つかるはずですよ。



■そもそも電子ピアノとは?


電子ピアノと普通のピアノ(以下、アコースティックピアノ)の違いは、大きさや重さなどが挙げられますが、最も大きく異なる点としては音を出す仕組み、つまり発音方法が異なるということです。

アコースティックピアノは、鍵盤を押さえることでハンマーを動かし、そのハンマーで弦を叩くことによって音を出す打楽器です。
一方、電子ピアノにはアコースティックピアノのような弦はありません。鍵盤が押されることによって信号が送られ、事前にサンプリングされた音が発せられる仕組みになっています。

一昔前までは、電子ピアノというとアコースティックピアノとは全く別物として扱われ、レッスン用にはあまりオススメ出来ないものとされていました。しかし今では電子ピアノのレベルは格段にアップしています。鍵盤のタッチ感にも工夫が凝らされ、弾き方によって音の広がりや響き方を繊細に表現できるようになりました。また、有名コンクールなどで使用されたコンサートピアノがサンプリング音源として使用されていたり、多様な音源が収録されていたりと、電子ピアノならではの魅力もたくさん詰まっています。


▶ 値段がピンキリなワケ

さて、実際に電子ピアノを購入しようと思い店頭やネットなどで探し始めると、その値段の幅に驚く方も多いかと思います。安いものは5.6万円で購入出来ますが、高額なものだと60万円を超えるものまであり、アップライトピアノが買えてしまうのでは、と思うほどです。

では、何が電子ピアノの値段の幅に関係しているのでしょうか。それはズバリ、鍵盤構造の質スピーカーの数です。

鍵盤構造については、各メーカーともにアコースティックピアノに近いタッチ感を再現するために工夫を凝らしています。電子ピアノをレッスン用に使いたい方、クラシックなどもしっかりと弾きこなしたい方は、鍵盤構造にバネではなくハンマーアクション構造を用いているものがおすすめです。これらはだいたいどのメーカーでも15万円前後のモデルには搭載されています。また、20万円クラスのモデルになると木製鍵盤が用いられているものが多くなります。鍵盤部が木製鍵盤がになると、感触や鍵盤の動きはよりアコースティックピアノに近いものとなります。

次にもう一つ電子ピアノの値段を左右する、スピーカーの数についてです。
スピーカーの質が高く、数が増えるほど、よりアコースティックピアノに近い響や音色になります。だいたい10万円前後のモデルで2つ、15万円クラスで4つ、20万円以上のものだと6、7、8つのスピーカーが搭載されています。
同じメーカーの同じシリーズで、鍵盤構造などの機能はすべて同じなのにスピーカーの数が違うだけで10万円弱値段が違う、なんてこともあるくらいなのです。ですので、ご自身の予算などとも相談したうえで、実際に実物の音色を聞いてみることをおすすめします。店頭で弾いてみるのもいいですし、YouTubeなどでも試奏した動画がアップされていますよ。メーカーによっても音の響きや音色が変わってくるので、自分の好みに合ったものを選んでみて下さい。


▶ これだけは押さえておきたい「88鍵盤」

値段や機能など様々なグレードのものが存在しますが、電子ピアノを購入する際に必ず押さえておきたいのが"88鍵盤"であるということです。中には鍵盤の数が少ないコンパクトなものもありますが、楽譜通りに曲が弾けなかったりすることもあり、レッスン用にはおすすめの出来ません。88鍵盤揃っているものでも軽量でコンパクトなものも数多くあるので、必ず購入するときにチェックするようにしましょう。


▶ 電子ピアノをネットで購入しても大丈夫?

楽器をネットで購入しても大丈夫なの?と不安を覚える人も多いはず。
実際にわたくし管理人も今までにピアノや管楽器、ギターなどの演奏経験がありますが、どれも実際に店舗で購入したものばかりです。電子ピアノにおいても、届いたはいいけれど自分で組み立てられるのか、などなど不安要素は多々ありますよね。

しかし、結論から言うと電子ピアノにおいてはネットでの購入に全く問題はないと思います。

というのも、電子ピアノには個体差というものがありません(例えば管楽器だと、同じ型番でもそれぞれ物によって音程の感覚が違ったりするので、実際に試奏したものを購入する必要があります)。他にも、配送料が無料であったり、業者さんが購入者の立会いのもと、組み立てや設置を無料で行ってくれるサービスが付いているものがほとんどなのです。もちろん万が一の時に備えての保証もしっかり付いていますし、店頭よりもネットの方が若干お安くなっている事も多いような気がします。
電子ピアノ購入の際は、ネットでの購入も検討してみてはいかがでしょうか?




■知っておきたい 電子ピアノのメリット・デメリット

電子ピアノの仕組みなどを紹介してきましたが、購入の際にはどの様なメリットやデメリットがあるのかを知っておく必要があります。
こちらでは、メリット、デメリットをそれぞれ紹介していきます。

▶ メリット

・価格が安い
これが電子ピアノを購入する上で一番のメリットではないでしょうか。もちろん、中には60万円を超えるような高額なものもありますが、基本的にはやはりアコースティックピアノより低価格で購入することが出来ます。
子供がピアノを始めるけれど、ちゃんと長続きするか不安という方などは、まずは手軽に電子ピアノから始めてみるのもいいのかもしれません。

・コンパクトである
アコースティックピアノは場所を取るのはもちろん、かなりの重量があります。しかし、電子ピアノにおいては簡単に持ち運びできるものも多く、スタイリッシュなデザインで置く場所を選びません。中には奥行きが30㎝ほどの機種もあるほど。色やデザインなども様々なので、自分の家に合うものを選べるのも魅力的ですね。

・様々な音色を楽しめる
ピアノ以外の様々な音色を楽しむことが出来るのは、やはり電子楽器ならではの醍醐味。中には数百種類の音色が収録されているものもあります。実際にそこまで多くの音色を使いこなせるのか、というと中々難しい部分もありますが、楽しんでピアノに触れることも長くピアノを続けるための秘訣なのかもしれません。

・音量調整が可能
ピアノの音は意外と響くもので、近所迷惑になってしまうこともしばしば。電子ピアノなら音量を調整して弾くことも出来ますし、ヘッドホンを使用すれば時間帯を気にせずに練習することが出来ます。最近では、ヘッドホンを使用した際に、より高音質で自然な音の広がりを再現した機能が搭載されている機種も多くあります。あらかじめヘッドホンを頻繁に使用することを前提にしている方でしたら、この様な機能が搭載されているものを選ぶのがおすすめです。

・メンテナンスが不要
アコースティックピアノの場合は、最低でも年に一度は専門の業者による調律が必要です。一度の調律でだいたい一万円ほどかかるので、これを毎年行うとなると経済的にも負担になりますよね。しかし、電子ピアノにおいてはこの様なメンテナンスは一切必要ありません。意外と知られていないことかもしれませんが、アコースティックピアノと電子ピアノの大きな違いと言えます。


▶ デメリット

・寿命がある
メンテナンスがいらない、というのが電子ピアノの大きな強みである一方で、やはり電子機器である以上いつかは寿命がきてしまうのも事実です。アコースティックピアノの場合はしっかりと手入れをしていれば、何十年も使い続けることが出来ますが、電子ピアノの場合はだいたい10年くらいが寿命だと言われています。

・表現に限界がある
鍵盤のタッチ感、音の広がり、音色、、、様々な点でよりアコースティックピアノに近づけるべく、各メーカーがしのぎを削って電子ピアノの質を高めています。そのおかげで技術は進歩し、最近の電子ピアノのレベルは格段にアップしています。
しかし、やはりアコースティックピアノの音の表現力にはかなわないものがあり、これが電子ピアノの最大の難点と言えるのではないでしょうか。
お子様のレッスン用であったり、趣味で楽しむ分には電子ピアノで全く問題ありませんが、将来的に仕事として音楽に関わっていく場合には、やはりアコースティックピアノを購入する必要があるのかもしれません。



■自分に合う電子ピアノの選び方


▶ メーカーで選ぶ

電子ピアノ選びに迷ったら、まずは気になるメーカーの商品から選んでみるのもおすすめです。こちらでは代表的な5つのメーカーの商品をそれぞれメーカ別におすすめの機種を厳選しました。
メーカーごとにそれぞれ違った特色があるので、自分の演奏スタイルに合ったものが見つけられるはずですよ。

・YAMAHA(ヤマハ)



言わずと知れた日本の代表的なピアノメーカであるヤマハ。音色やタッチ感などバランスのとれたメーカーであり、特にヤマハのアコースティックピアノを弾いたことのある人にとっては一番なじみのある弾き心地ではないかと思います。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで、様々なニーズに合った商品を取り揃えているのも魅力的。

【YAMAHA おすすめ機種10選】

・KAWAI(カワイ)



こちらもヤマハ同様、日本の代表的なピアノメーカー。初心者向けの機種を数多く取り揃えています。
鍵盤のタッチ感は他のメーカーに比べるとやや重たく、深みのある落ち着いた音色が特徴。またシンプルなデザインで優しい色合いのものが多く、お部屋のインテリアにも馴染みやすいです。

【KAWAI おすすめ機種7選】

・CASIO(カシオ)



エントリーモデルとして認知度の高い、Priviaシリーズを販売するメーカー。今回紹介している5メーカーの中で最も安い機種を取り扱っています。まずは安く電子ピアノを購入したいという方におすすめ。

【CASIO おすすめ機種6選】

・KORG(コルグ)



シンセサイザーやエフェクターなど様々な電子楽器を取り扱っており、プロのミュージシャンにも人気のメーカー。
多彩な音色を楽しめるモデルが多いのが特徴。コンパクトで他のメーカーには無いスタイリッシュなデザインの機種を数多く扱っています。

【KORG おすすめ機種5選】

・Roland(ローランド)



国内外問わず、プロのミュージシャンも愛用されているメーカー。幅広いグレードに対応した、様々な価格帯の機種を取り揃えている。明るく華やかな音色が特徴的。

【Roland おすすめ機種8選】


▶ 価格で選ぶ

準備中



いかがでしたか?電子ピアノ選びの参考になれば幸いです。

関連コンテンツ

スポンサーリンク