2015年12月16日にリリースされた、コブクロ27枚目のシングル「未来」。
映画「orange-オレンジ-」の主題歌でもある当楽曲の歌詞の意味やPV動画の紹介など、さらに収録アルバム、おすすめの楽譜についても紹介します。
■楽曲情報
・収録曲
1. 未来 (映画「orange-オレンジ-」主題歌/テレビアニメ「orange」主題歌/アニメーション映画「orange-未来-」主題歌)2. 未来 (Instrumental)
コブクロの2015年の活動を締め括る一曲となった「未来」。美しいメロディーの中に、切なさや儚さを感じることが出来るこの曲は、まさに"コブクロらしい"極上のバラードと言えます。
そして今回のジャケット、どこかで見たことがある、と思われた人も多いのではないでしょうか?実は「桜」のジャケットと、とてもよく似ているのです。
これにはどんな意味が込められているのか、「未来」が作られたエピソードなどとともに、次の項目で紹介していきたいと思います。
・"未来"の歌詞の意味、エピソードは?
映画「orange-オレンジ-」の主題歌として書き下ろされた「未来」。10年後の自分から手紙が届く、という映画のストーリー同様、"10年"と言うキーワードをポイントに、10年前のコブクロ、つまり2005年に発売した「桜」のジャケットをモチーフにして、「未来」のジャケットがデザインされています。
登場する桜の木も10年分の枝葉を伸ばし、コブクロの2人が「桜」から「未来」へ向けて歩みを進めている様子が描かれています。
枝葉の様に分かれていく日々のどちらにもある「未来」。
その選択に正解、不正解はないけれど、どちらを選ぶかで未来は変わっていきます。誰かの未来に自分の何かが影響したり、自分の未来を変える誰かに出会ったり、そんな中で出会った大切な人を最後まで想い続けてほしい、そんな小渕さんの思いがこの曲には込められています。
*「未来」の歌詞はこちらからご覧いただけます。
・収録アルバム一覧
「未来」は以下のアルバムに収録されています。▶ TIMELESS WORLD (2016.06.15)
■映画「orange-オレンジ-」について
・作品のあらすじ
ある日高校二年生の高宮菜穂(土屋太鳳さん)のもとに10年後の自分から一通の手紙が届く。初めはただのイタズラだと思っていたものの、手紙に書かれていることが次々と起こり、この手紙にはこれから起こる未来が書かれていると知る。そこには転校生の成瀬翔(山崎賢人さん)のことを好きになるということ、そして10年後には翔はこの世にいないことが書かれていた。
翔を救うため、未来を変えるために、今を変えようと奮闘する少女を描いた、青春純愛ストーリーです。
■「未来」 PV動画について
3つのバージョンが作られている「未来」のPV動画。こちらではそれら一つづつを紹介していきます。
・コブクロ「未来」 学園祭ver.
慶應義塾大学の学園祭、「第57回三田祭」の前夜祭で行われたライブの映像を使用したものです。
ちなみにこの時のライブは、黒田さん曰く2015年のベストライブだったとのこと。わたくし管理人も、ある特典映像でこの時の映像を見ましたが、2人のハーモニーが本当にぴったりとハマっていて、鳥肌が立つほど感動しました。
映像には歌唱シーンはもちろんのこと、バックステージでの様子や、学生さんたちと交流する場面なども収録されており、学園祭ライブのメイキング映画のような作りになっています。
・コブクロ「未来」 映画ver. コミックスver.
映画バージョン、コミックスバージョンともに、ストーリーのあらすじが分かる内容になっています。
映像やイラストに、「未来」の持つ暖かくも切ない世界観が合わさって、映画を見る前から泣けてしまう、そんな映像です。
■「未来」 楽譜の紹介
・おすすのピアノ楽譜
フェアリー 2016-01-08
比較的原曲に近いアレンジになっていることが多いピースシリーズ。今回の楽曲「未来」はフラットが3つ、と少し難しい曲ですが、しっとりとした美しいバラードなので、ぜひ弾きこなしてみたい一曲です。
ピアノソロ版と弾き語り版両方の楽譜が収録されているので、目的に合わせて練習してみて下さい。